吉田家は
東海道品川宿の外れ、
鮫洲八幡神社の石灯籠の台座に
安政三年（江戸後期）に営んでいた
証として「吉田家」として
刻まれております。
その暖簾と伝統を受け継ぎ、
手打ちのそばを
お出ししております。
一人の料理人、一人の経営者として現在に至る。
美味しさだけではなく情熱や理念で食材の生産者を選ぶようになる。吉田家を〝生産者も幸せになる場〟にしたい。
従業員の団結力が増すようメニューを変更する。吉田家を〝従業員が楽しく働ける場〟にしたい。
店舗の改装を行う。吉田家を〝古き良き、家族団欒の場〟として提供したい。
売上が下がる。お客様から辛辣な言葉もいただく。料理人、経営者としての〝苦しさ〟を体験する。
料理人として独立する。マーケティングや会計など、初めて〝経営〟に触れる。
兄弟三人で売上目標を達成する。料理人として〝旬〟〝器〟〝捌き方〟などを学び直す。〝生産者の声〟〝顧客の声〟〝従業員の声〟を何度も聞き、〝結果〟につながる。
天ぷらの夢を見た翌日、夢のとおり実践してみると天ぷらが上手く揚がる。正に〝夢〟を叶える。
兄が一年間、料理の修行に出る。兄の修行先で、出汁や食材を研究し、料理の〝見識〟を広げる。
高校を卒業し、実家の蕎麦屋を手伝う。料理を〝生業〟とする。
好きな料理を食べたくて、料理を自分で作り始める。料理を〝賄う〟ことを知る。
蕎麦屋の手伝いを始める。コークス（石炭を蒸し焼きしてできた燃料）と薪を用いて火入れを行い、料理の〝基本〟を知る。
蕎麦屋の次男として誕生する。料理人の〝遺伝子〟を受け継ぐ。
「俺は人様から指をさされるようなことはないから安心しろ」時に息子達と対立しながらも吉田家の暖簾を守り抜く。
飲食業だけでなく運送業を始めるなど、経営を多角化する。
「まずいものはお客様に提供しない」料理人としての基礎を作り上げる。
「この身体はお客様のためにある」お客様に対する粉骨砕身の精神を築き上げる。
